痛風の方の靴

症状と靴のご案内

通風の方の靴

足に合う靴で、正しい歩き方ができれば血液循環が良くなり、関節に溜まった尿酸が排出され、
痛風の改善に良い影響を与えます。

足の状況に合わせてお作りいたします。池袋店のほうにご来店ください。

◆ 痛風とは
血液中の尿酸が過剰になって結晶化し、関節に沈着して起きる病気です。
症状は関節が赤く腫れあがり、特に足の親指の付根に激痛を伴うのが特徴です。その他の部位では、
くるぶし、 膝、手首、肘などにも現れることがあります。
痛風はある日突然起こり、放っておくと1〜2週間くらいでおさまります。しかし、そのままにしていると数年
のうちに再発し、次第に慢性化していきます。
尿酸は体内で作られる老廃物です。尿酸のもとはプリン体という物質で、細胞や食品中などに含まれて
います。体内でプリン体から尿酸がつくられ、腎臓から尿に溶けて排泄されます。
尿酸はたいへん溶けにくい性質をもっており、そのため、増えすぎてしまった尿酸は溶けきれずに結晶化
していき、この結晶が体のいろいろな部分に沈着して害を及ぼします。

体の中の尿酸が多くなる病気が「高尿酸血症」で、放っておくと痛風や腎障害を引き起こします。
高尿酸血症かどうかの診断は血液中の尿酸の量(血清尿酸値)の指標をもとに行い、その数値が 
7.0mg/dlを超えたら定期的な尿酸値の測定、8.0mg/dl以上になったら医療機関で腎臓などのチェックが
必要です。

現在の日本では、痛風の患者数は約60万人、その95%以上が男性で、年々増加しています。
原因は遺伝素因(体質)に環境素因(欧米型の食生活、アルコール摂取、運動不足と過食による肥満、
などの生活習慣)が加わることで発症します。
痛風患者の殆どが何かしらの合併症を持っているともいわれており、放置して重症化する前に、尿酸値
をコントロールして痛風治療をするとともに、肥満や高脂血症(脂質異常症)、糖尿病、高血圧などの治
療も行う事が重要です。

◆ 【足に合う靴は、なぜ、痛風に良いのか?

痛風を引き起こす尿酸の過剰は血行不良が大きな要因です。特に足は心臓からいちばん遠く、体の最
下部にあるため、心臓のポンプの圧力だけでは、血液を送りこんだり、戻すことが難しく、血液循環が最
も困難な器官です。
これを助けるのが「歩行」の役割です。
腰から下には全筋肉の3分の2があり、その筋肉には毛細血管がへばりついています。足は歩く動作に
よって、足や下肢の筋肉を伸縮させ、それにともなって、筋肉に密着している血管自体の伸縮運動が活
発になり、血行を良くします。この心臓に似たポンプ作用の働きをすることから「足は第二の心臓」といわ
れます。

腰、ひざ、くるぶし、指先などの関節は常に動かしていないと老廃物(尿酸)がたまりやすくなります。
足に合わない靴は、指先の蹴りが不充分になり、他方の足のかかとからの正しい着地ができません。
そうなるとアキレス腱の伸びが不充分なまま着地してしまい、腓腹筋(ふくらはぎ)が硬化して、血液循環
が悪くなります。
足に合う靴を履くと、血液循環と関節の動きが良くなることで、老廃物(尿酸)を関節に沈着させずに体外
に排出することができ、高尿酸血症の改善につながります。

◆ 【改善事例】

50歳代に痛風を発症した福原さん。
長年激痛で苦しまれました。

松葉杖をついて歩くほどのひどい状況でしたが、平成19年12月にベルシャンの靴を履くようになってから痛風が改善し、痛みから開放されました

現在、画像の靴を含め、数足の靴を履いていただき、快適な日々を過ごされています。


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