◎土踏まずが低下すると、かかと内側に圧力が加わり、歩行バランスに偏りがでますので、
アーチをサポートし、歩行バランスを補正します。痛みのある方もしていることも多いです。
◆扁平足とは
足裏の土踏まず(内側縦アーチ)がない状態の足をいいます。
足裏には、3つのアーチ(弓形のカーブ)があります。
@かかとから親指の付け根の間を内側縦アーチ。
Aかかとから小指の付け根の間を外側縦アーチ。
B親指の付け根と小指の付け根の間を横アーチと呼びます
(このアーチが低下した場合に中足骨が扇状に開くことから「開張足」
(かいちょうそく)といわれ、外反母趾や内反小趾の原因にもなります)
それぞれのアーチは筋肉や靭帯で構成されており、体を支え、歩く、走る、などの
”運動”のときに足にかかる衝撃や負担をバネの力となって吸収する働きをします。
アーチが低下するとバネの力が弱まり、体のバランスを崩すことになり、足への負担が大きくなります。
土踏まずがないだけでなく、立っているときに後ろから見て、かかとが「く」(右)の字のようになっている場合には外反扁平足といいます。
3才位までは土ふまずがないのが普通で、3〜4才からアーチがでてきます。
扁平足であっても問題がないのがほとんどですが、転びやすい、疲れやすい、足底や足首、
膝などの痛みがある場合は、靴やインソールで補正をしたり、状況によっては病院での対応が必要になります。
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