リウマチの方の靴

症状と靴のご案内

リウマチの方の靴



※リウマチの方の足は、進行すると指が重なるなどの変形や、足裏のタコの痛みがひどく、
歩行に支障をきたすほどの状態になります。
歩行がつらくなると、ますます歩かないようになり、足の筋力が弱るという悪循環に陥ります。
大事なことは足に合った靴で、歩行バランスを補正し、筋肉の伸縮と血液循環を良くすることです。

◆リウマチについて
手足や体の関節に炎症が起きて痛みや腫れ・こわばりをもたらす病気です。激しい痛みがあり、進行すると関節が変形していきます。
原因は完全にわかっていませんが、自己免疫性疾患と考えられています。
体の免疫機能とは、本来、ウイルスや細菌などの外敵を退治する役割を果たしていますが、何らかの原因で免疫機能に狂いが生じて、
自分の体や関節に攻撃をしてしまい、その結果、手足の関節などに痛みやこわばりがでます。
自己免疫の異常は、細菌やウイルスなどの感染、ホルモンや遺伝、ストレス、
アレルギーなどいろいろ考えられていますが確定的なものはありません。複合的な要因が重なり合って発病にいたります。
リウマチで苦しむ人は年々増える傾向にあり、全国で70万人〜100万人ともいわれています。
30歳〜50才の女性が多くかかり、男性の3〜4倍です。
骨の破壊が進むと手指や足指の関節が変形し、そのまま固まってしまったり、骨と骨がくっついてしまいます。
関節の症状が進むと、関節と関節の間の筋肉が衰え、日常生活に支障をきたすようになります。

◎手指の変形
親指以外の4本の指の付根の関節でずれや亜脱臼がおきて傾いたり、親指がZ字のように変形します。
指の第一、第二関節が反り、指が曲がらないので、つかむ、握るといった動作が不自由になります。

◎足指の変形
外反母趾
   足の親指の関節が亜脱臼を起し親指の先が隣の指の下にもぐり込んでしまいます。
わし爪趾変形
   足指全体が鷲の爪のように曲がります。

◎リウマチになりやすい関節
◆膝関節:関節液がたまりやすく腫れ上がって痛む。
◆頸椎:亜脱臼を起こし、脊髄を圧迫するようになると神経障害や生命にもかかわる。
◆肘関節:曲がったまま伸ばしにくくなる
◆股関節:痛みが激しく歩行困難になりやすい
◆顎関節、胸鎖関節などにも炎症が起こることがある。 

◎全身の症状
関節以外にも全身の症状を併発することがあります。

◆皮膚の下に1〜2pほどの硬いしこりができるが痛みはない。
◆全身のだるさや疲労感、食欲不振、微熱がでることがある。
◆血管の炎症:全身に栄養や酸素が送られなくなくなるため潰瘍・神経のしびれや痛み、
  重症の場合は「悪性関節リウマチ」とされる。
◆心筋炎、心膜炎:動悸、息切れ、胸痛などの症状。

◆肺の血管炎症:胸膜炎(肋膜炎)、間質性肺炎を起すことがある。
◆目の炎症
◆貧血

◎足の血液循環が悪くなった場合、関節部分に酸性の老廃物がたまるので、足がだるくなったり重くなったりしてきます。関節炎、神経痛、リウマチなどの原因になります。
そして、それが肝臓に流れこむと、その解毒作用がにぶり、肝臓疲労という結果を招きます。
リウマチの方は、歩行バランスが不安定で、指先で蹴りだす歩き方ができなくなり、筋肉の伸縮や関節の動きが不十分になることで、血液循環が悪化し、細胞に酸素や栄養素を届けられなくなるとともに、炭酸ガスや老廃物も体外に出せなくなります。
バランスを補正した靴で歩き方を改善することは、代謝機能を高めることになり、体に良い影響を与えます。

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